社会格差

現在の日本ではジニ係数で示される経済格差は拡大し続けていて、アメリカの水準に近い格差が生まれてきていますが、それへのアンチテーゼやルサンチマンが高まり難い状況となっています。

生活困窮者やホームレス、フリーターなど低額所得者層、心身障害で苦しむ人たちは増えていますが、日本国全体のパイで見れば、一定レベル以上の文化的生活を送れる国民層がマジョリティを形成していますから、部分的な反発や抵抗しか見られません。

また、新自由主義改革を推進する政府や官僚は、政権が不安定にならない程度の所得格差や社会格差を、ある程度コントロールしながら政策を判断しているでしょう。

多少、戦争の倫理や差別の倫理の問題から外れましたが、僕は基本的に『自分のアイデンティティや生活状況に不全感を抱いている人が多数派になっ て、政治家やイデオローグから思いのままに操作されること』で戦争賛成の世論が段階的に形成し、一定の閾値を越えるとその世論に逆らえない空気が醸成され るのだと考えています。