儲かりそうな路線

結局、官僚や公共機関、公的サービスの過剰肥大というのは、国民の側の異常なまでの需要があったために生まれたものであり、政府・行政の肥大が先 か、国民の要求が先かはニワトリと卵の関係でしょうね。
『もっと手厚くゆりかごから墓場まで完全に守ってくれ』と国民がいうならば、その業務を執行し財源 を確保する為に公的部門は拡大せざるを得ないし、『必要と困窮に応じた対応を原則としてくれ』と国民がいうならば、不要不急な公的部門や事業は縮小し人件 費も低下することになるでしょう。

民営化すればそれは営利団体となるわけですから、儲からなければ潰れます。だから潰してはならないものは官営でいくべきだと思っています。

国鉄は、どうにもならなくなって廃線にしていくときですら、「儲からない」という理由だけでなく、「他に代替交通機関があること」を廃線の理由としていました。営利団体にそういうことができるのかどうか。

儲かりそうな路線ばかり重視して、他は無視するといったことが民鉄では当然のこととなってしまうでしょう。
また、ほかの私鉄との競争が激しくなり、私鉄を圧迫するということも起こるでしょう。